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​- 設立趣意 -​

「withコロナの学校運営を考える市民の会(通称:ウイコロ)」は、現在の学校における過剰な感染対策に大きな危機感を持つ大阪府吹田市の母親を中心に結成し、子供たちの「健やかな心と身体の成長」と「かけがえのない時と思い出」を守るために立ち上がりました。

 

いわゆるコロナ禍となってから2年以上が経過し現在に至るまで、多くの国民が行動の自粛や様々な制限を受け、日常生活はもちろん経済活動においても大きな影響を受けてきました。


とりわけ小・中・高の学校の児童・生徒においては、学校生活や教育活動の中で感染拡大防止としてとられてきた対策により、2020年度の児童生徒の自殺者は調査を開始した1974年以降で過去最多となり、文科省は「極めて憂慮すべき状況にある」と表明しております。

 

<参考資料>

コロナ禍における児童生徒の 自殺の現状と対策について(文部科学省児童生徒課)

このように子供が自ら命を落とす可能性はごく一部の子供だけではなく、「小学4〜6年生の10人に1人、さらに中高生の5人に1人は中程度の鬱症状」という最新の調査結果も出ており、子供たちの心身をむしばみ続ける過剰な対策の継続は、これ以上無視できないものとなっております。

<参考資料>

 コロナ×こどもアンケート第7回調査報告書(国立成育医療研究センター)

また、マスク常用による知能低下・運動能力低下も問題視され、これまで軽視されてきた感染症対策における負の側面が次々と表面化しています。

 

当初は未知のウイルスであった新型コロナウイルスも、約2年が経過した今では多くのデータが集まり、その全容が明らかになってきました。

 

「ウイルスは感染力が強くなるほど弱毒化する」ことがウイルス学の常識ですが、コロナも同様に変異を繰り返し現在は弱毒化しております。

 

実際に重症化率と死亡率ともに低下し、子供に至っては極めて低い数値を維持しています。


子供を介した周囲への感染を懸念する声もありますが、全国の高齢者の2回以上のワクチン接種は9割以上が完了し、現在では多くの治療薬(2022年4月現在で8種類)が承認されております。

これらの事実を元に社会の在り方を議論することなく、強い不安を煽り続けるメディア等には深い疑問を禁じえません。

私たちは状況を冷静に見つめつつ、コロナウイルスと共存する社会「withコロナ」の構築を考えなくてはいけない段階に最早来ているのではないでしょうか。

 

今般のウイルスに対しては様々な考え方があり、私たちは慎重な対策を求める意見に対して否定は致しません。

発生から2年以上経過しているにも関わらず、医療体制が未だ整備されないことで速やかに適切な治療が受けられず、症状が重くなった方々がおられるのも事実です。

これについても私たちは問題視しており、感染を不安に感じている国民のために政府および地方自治体は早急に医療体制の改善をするべきと考えております。

コロナウイルスに対して考え方の違いはあっても、私たちの共通の思いは「子供は国の宝」ではないでしょうか。

 

子供たちは今も尚、政治や行政そしてメディア等の「大人の事情」によって抑圧され続けています。

 

この深刻な状況を踏まえ、私たちは吹田市教育委員会と学校ならびに大阪府教育委員会に対して過剰な感染症対策の見直しを求め、2022年度1学期中の改善実現を目指しております。

同様に危機感を持つ多くの吹田市と大阪府の保護者様、そして全国の皆様のご賛同とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

 

「withコロナ」の学校運営を考える市民の会

<共同代表>
  岡野紗也
  竹谷理子
  中西勇太
(順不同)

-2022.05.01更新-

3人の子供たち
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